このコーナーでは、市青連を構成する各単位会の会員企業を訪問し、ホームページ上で探訪記としてメンバー紹介をしながら、多くの市青連メンバー企業の強みや特徴をご紹介するコーナーです。
会員企業紹介第2弾。今回は「関西ロール株式会社」(以下、当企業と称す)にお邪魔して高木社長様と奥野常務様にお話を伺いました。
岩田社長今回も当企業の詳しい事はホームページhttp://www.kansai-roll.co.jpをご覧頂くとして、私の感じたままの訪問記とさせて頂きたいと思います。
さて、見出しの表現は私としては決して誇大表現とは些かも思っておらず本当の事と確信致します。
テスト用ロール機ゴムをはじめ化学製品の原料加工や生産ラインは各社の知恵とノウハウの塊でその基がこの会社に有ります。H.P.に有るように色々な生産機械や検査機械を製造販売されていますが、その使い方に幾重ものノウハウをお持ちの様です。
実は弊社も樹脂加工もしている関係上、社長のお話の深い意味合いが良く解りました。
ここではその一部しかご紹介できませんが、先ず機械の設計・部品加工・組み立て・販売しかもユーザーへの直接販売をされていると言うことだけでも如何に当企業の製品とノウハウが卓越しているかが想像に難く有りません。
流石にもうじき創業100年と感じます。「機械メーカーはその機械を使うことによってユーザーがメリットを感じなければそこの機械を永きに渡って利用して頂けないもの」と、私は思いますが言い換えれば、技術・サービス・安全・安心への信頼性を提供できる会社でなくては生き抜けないと言うことでしょうか?
使う人の立場になり開発されたロール安全装置(MKブレーキ)は今までユーザーが望んではいたものの「有りそうで無かった、本当にほしい装置」です。
この装置の説明を聞いただけで、販売されている他の機械にも色々な工夫が練り込んで有るように想像できました。
似たような機械は他のメーカーに有っても同じ機械はないし、何よりその機械を使ってできる加工物が全然違うものになってしまうでしょう。
最後に、一番感じたことは「私なんかがこの会社を紹介するのはおこがましい」と言うことです。でも、市青連や市工連のメンバー企業にこんな会社が有ることを再認識できて大阪の中小企業はまだまだ凄いぞと感じ、頼もしく且つ嬉しく思いました。
貴重なお時間を頂き有り難うございました。
上田 博之